きちきちさん
パチンコ・スロットに魅せられ 打ちまくり。元スロプロからパチンコ開発職への華麗な転職を果たし、そしてより面白い台を作ろうというきちきちさんのコラム。
開発を目指すきっかけとなった出来事
私が開発を目指すきっかけとなった出来事と業界の動き
みなさんはスロットが５号機だけになったときどんな気持ちになりましたか？
・勝てなくなる？
・つまらなくなる？
・あまりお金を使わなくなる？
それぞれ、いろんな思いがあったと思います。
この時期を境にパチンコホールは売り上げを出すのが大変になり、
スロットコーナーの縮小、そしてそれすらできないホールは
閉店に追い込まれるケースも多く、
一時は全国で15000件近くあったパチンコホールも、現在では10000件を切っているような状態です。
私自身、収支は当然のようにガタ落ちし、それまでの倍の努力をして
やっと半分の収支をあげていた。といった状況でした。
また、スロットだけではどうしても期待値を追うことに限界があり、
パチンコを打つことも多くなりました。
そういった日々の中でも私はパチンコやスロットをヤメたい。とか
つまらない。と思ったことは一度もありませんでした。
５号機が登場して初めて自分が
「パチンコもスロット大好き人間」であることに気がついたんです。
その事実に気がついてから、妄想は日々進んでゆき
自分も人から愛されるような台を作りたい。と思うことが増え、
自分に嘘を付けない私は稼動を続けながら行動を開始。
専門学校で基礎を学び、現在に至ります。
５号機の登場が自分を見つめなおすきっかけとなり
手に職を持つチャンスとなり、そして、パチンコ・スロットに対する
思いがそれまでの何倍も膨れ上がったのです。
みなさんは現在のパチンコ業界についてどう思われているでしょうか？
パチンコの場合は荒波思考の台が多いですが
それと同時に１円パチンコや甘パチのような初当たり確率が高い台も
復旧しており、また、内規(メーカー同士の組合で決める規則)
や風適法で「誰が打ってもわかるように作りなさい。」
といった意味の規則が強く反映されているので
一部の台を除き、初心者がみんな損をする。といった台は少ないです。
それに対してスロットの場合、初心者がいきなりホールで打つと
「わけがわからない」といった状況に追い込まれやすい現状は
問題が多いと思っています。
そういった意味でスロット業界はパチンコ業界の流れから見習う部分は
非常に多いのではないかなぁ。と思っています。
私は現在パチンコ液晶部分の開発業務に携わっていますが
やはり、遊戯者に当たりなのかハズレなのか。ということ、
潜伏なのか違うのか。ということを出来る限り明確にしなさい。
といったことはよく言われます。
小当たりや２Ｒ当たりを使用した潜伏確変に関しては
非常にわかりづらい台もありますが
これは規則でもグレーゾーンであり、
どこまでがＯＫでどこからがＮＧなのかという部分で
今も日工組(ぱちんこメーカーの組合)と保通協では
今後どうしていくのか。ということが
話し合われていますので、注目しておきたいところです。
さて、その２Ｒ確変について少し触れておきますね。
ホールによってはデータカウンタが小当たりも２Ｒもすべてカウントする店、
また、機種によって違うお店などさまざまですが、
これは基本的にはお店が自由に設定できます。
(データカウンタがあまりに古い場合は例外もあるかもしれませんが・・)
この特徴は立ち回りに多いに活かせるでしょう。
ハイエナをするのであれば２Ｒのみをカウントするお店で
お客さんの年齢層が高く、稼動も高い。といった条件のお店が理想です。
そこまではなかなか厳しいという状況でもとりあえず２Ｒのみをカウントする
お店を探しましょう。もし、近所にそういうお店があれば、
こまめに潜伏確変を搭載してる台をチェックしているだけで結構稼げます。
チュートリアルさんには朝一確変状態を表すランプについても
詳しく出ていますのでそちらも参考に、「回るお店がないなぁ。」
なんていう日は軽い気持ちで行った事のないお店を巡ってみるのもオススメです。
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