パチンコメーカー組織の日本遊技機工業組合（日工組）の内規変更により、
2011年1月1日より出荷の新台について
大当り出玉がその機種の「最高出玉数の8分の1以上・・・旧」から
「最高出玉数の4分の1以上・・・新」に変更されています。

 

パチンコの規定上確率が甘くなる確変状態になるには「大当たり」を経なければならず、
以前は最低条件の2R当たりがその条件でありました。

 

詳細

�@大当り確率の下限を1/400までとする。・・・変わっていません。

�A大当りの定義を最大獲得出玉の1/4とする。・・・改正

ただし「突然確変・潜伏確変・突然通常など」は搭載してもよいが、
「大当り確率」からは除外する。・・・基本的な考え方は変わっていないが、
1/4と併せてどのように応用するかの範囲はせばまったと言えます。

 

1/4規制により2Rでは間に合わなくなり、
4Rやフルラウンドではあるが一部アタッカー高速開閉の機種が増えています。

 

それに加えてさらに追加で規制が入ってきました。

 

それは主に「内部MAX」に関するもので、
「大当たり確率の乖離の制限」「出玉の総量規制」の内規を改正されています。

 

詳細
�@大当たり確率の乖離の制限で、
「表面上の確率と実質確率との比率が、1：1.3以下であること」
乖離とは（かいり）とは、
本来は密接に関係しているようで実際はかけ離れているとの意味で捉えて下さい。

 

大当り確率の下限を1/400ですから、実質1/520が下限ですとの意味です。

実質との表現もやや変ですが
この場合はフルラウンドと中当たりと呼ばれる8R・10R程度の出玉ありの確率なんでしょう。

 

�A出玉の総量規制です、
「最大に獲得できると予想される総獲得出玉数が、9600個以下であること」

微妙な言い回しですが、
これはその機種のフルラウンド確変を引いてその後に想定される獲得数です。

 

例えば確変（継続率）80％・大当たり出玉が 2000個（50％）・1000個（50％）・
時短なしであった場合、理論上では5連チャンです。

 

1回目2000玉

2〜５回目6000個＝（（2000＋1000）÷2）×4回

合計8000個ですからセーフです。

 

これはあくまで設計理論上の話であり、
出玉が規定以上獲得で連チャン強制終了ではありません。

 

2011年1月1日の開店分から適用とされています。