doraty_comさん

パチバカ長い事やってると知恵と愛着が出てくるんです。
まだ戦おうというのですか・・・
いつ完成できるのだろう、どこまで伝える事ができるのだろう。
Yahoo!知恵袋でお馴染み、doraty_comさんのコラム
パチンコに対するよく見かける疑問の回答を順次コラム形式でご紹介します、
熟練者も参考になりますよ。

保通協の認定及び型式の検定等


パチンコは風適法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の規制の中での営業であります。

そこでは国家公安委員会規則の遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則が定められており、その指定機関が保通協(財団法人保安電子通信技術協会)であります。

保通協の検査での出玉に関しては
遊技球の試射試験を1時間行った場合においては、
「獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の3倍に満たないものであること」
「遊技球の試射試験を10時間行った場合において、獲得する遊技球の総数が発射させた遊技球の総数の2分の1を超え、かつ、2倍に満たないものであること」
「遊技球の試射試験を10時間行った場合において、獲得する遊技球の数のうち役物の作動によるものの割合が7割(役物が連続して作動する場合における当該役物の作動によるものの割合にあっては、6割)を超えるものでないこと」
と定められています。

そして打ち出し個数についての規定の一部には
「1分間に100 個を超える遊技球を発射することができるものでないこと」
と定められております。

1時間においては打ち出し個数6,000個に対しては18,000個未満(差玉12,000個未満) 10時間においては打ち出し個数60,000個に対しては 30,000個超(差玉マイナス30,000個超)から120,000個未満(差玉60,000個未満)ということになります。

もっともこれは「オヤジ打ち」での試射試験と言われています。

「オヤジ打ち」とは初心者や高齢者が意味も判らず、通常時において保留満タンでも打ちっぱなしにし、当たり抽選されない「ムダ打ち」をする打ち方です。
ただし「オスイチ打法」と同じで「オカルト打法」の一つとも言われており、必ずしもその様な打ち方をしているのは初心者などだけではないのです。

ただ自分は少なくとも皆さんと同じく「止め打ち」ですからそんな事はしません。

仮に10時間大当たりもしなくてこの最低条件に従うにはスタートチャッカーに何個入賞すれば良いか計算してみました。

総打ち出し個数60,000個のうち戻しが30,000個ですから、差の30,000個が購入個数となりますので4円ですと120,000円になります。

ただしここで問題があります。
60,000個のうち30,000個が戻しですから 1,000円250個でスタート入賞戻し250個の計算になります。
250個÷3個=83.333・・・ですから、まずありえない回転数になります。
10時間で60,000個の打ち出しですので60,000個÷500個=120ですから120,000円です。

答えは上と一緒の120,000円になりますが83.33・・・/千円はまず見かけたことはありませんしゲージにおいても現実的ではありません。

また30,000個の戻りは10,000個の入賞ですからオヤジ打ちのムダ打ちも考えれば 10,000回転は現実的ではなく、リーチ・スーパーリーチなどもあり「オヤジ打ち」でなく「止め打ち」ですからもっと少ない回転数しかかせげません。

なんにしても「同じ台で10万円負けたら、店長に言えば事務所で弁償してくれる」は 完全な都市伝説になります。

ここで検査において登場するのが
「その他入賞口」です。
前回で説明したところになり、ホールにおいては殆ど入賞する事がないような調整ですが、ここではいかんなく役目を発揮するのでしょう。

この規定をよく見てみると当たらない事より大きく当たりがある方を規制しています。
これは正に「風適法」のパチンコに関して
「著しく客の射幸心をそそるおそれがあるものとして同項の国家公安委員会規則で定める基準に該当する遊技機を設置してその営業を営んではならない」
の通りその規制に焦点が定められています。

パチンコにおける「設定」ですがCR機登場初期には存在していましたが現在は見かけません「禁止」になった文面見ていませんので「設定」を付ける事がホール側に弊害あって利なしということなんでしょう。
もし付けた機種があれば必ず台の表の隅に表示が求められますね。

その昔、右スルー入れ、アタッカーに余分に入れるまたはフルオープン、保留点灯させない、フル点灯後打ち出しストップ等など「初当たりや連チャン促進打法」として攻略(多くのガセも含め)実施された記憶があります。

ヘソ・電チューのスタートチャッカー以外で現在あるのが「その他入賞口」です。
もちろん一部のゲーセン仕様で、それは台の正面に高確率の表示があります。

事実ゲーセン側の不備により当たりが飛んだ時に「その他入賞口」に数十回球をいれて「当たり」を出していましたから高確率には間違いはないのでしょう。
ただスーパーリーチである以上相当時間がかかり大変なことなんでしょう。

だからと言ってホールのパチンコにおいては「その他入賞口」のセンサーは決められた払出信号しか出しませんので「大当たり」になる事は皆無であります。

ドツキ、磁石(センサーはありますが)などの物理的な作用効果は別として電子的なデジタル作用で当たりを狙う、連チャン促進はないように感じています。

当たりが引けない、連チャンをしないなどあくまで自分の引き(運)でしかないのか、 けれどやっぱり良い日は回りも出ているのを感じませんか。

そこになんのポイントがあるかパチンコの仕組みを見ながら考えてみましょう。
ところどころ話が飛びました、それぞれ説明しだすと膨大になります。
機会があればまた具体的に記述しましょう まだまだ続ききますよ。

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